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キンクマハムスター
キンクマハムスターの飼い方
キンクマハムスターは、ゴールデンハムスターを品種改良したアプリコット色のカラーハムスターです。
ハムスターの中では大きめで、存在感がある種類です。
ハムスターを飼う時は、飼育環境を整えてあげることが重要です。
適切な飼育環境が整っていないとストレスが溜まり、食欲低下や免疫力低下に繋がることもあります。
暑さや寒さ・朝晩の急激な温度変化は、ハムスターの身体に負担がかかります。
夏や冬はエアコン等を使用して、室温を一定に保つように管理しましょう。
また、清潔な生活環境をキープすることも大切です。
ハムスターはキレイ好きです。
不衛生な環境だとハムスターはストレスを感じ、病気にかかる恐れもあります。
キンクマハムスターは学習能力が高く、しつけ方次第でトイレの場所を覚えることもできます。
そしてハムスターは夜行性ですので、日中はゆっくり休めるように配慮してあげましょう。
人間の生活音や、照明の明るさにも注意が必要です。
キンクマハムスターは人になつく?
ゴールデンハムスターの改良種であるため性格も似ており、穏やかで比較的人に慣れやすい種類です。
もちろん個体差はあります。臆病で警戒心の強い場合もあるため、ペットショップ等で飼う時は普段の様子を見て選ぶと良いでしょう。
穏やかな性格とはいえ、飼い始めの頃はハムスターが怖がらないよう環境に慣れてきてから徐々に触れていくようにしましょう。
キンクマハムスターの大きさ
体長 | 体重 | |
オス | 18〜20cm | 85〜130g |
メス | 19〜20cm | 95〜150g |
ハムスターの中では身体は大きめです。
個体差はありますが、オスよりもメスの方が一回り大きいです。
キンクマハムスターの餌の量
生後6ヶ月までの成長期のハムスターは、体重の10%程度の量が目安です。
生後6ヶ月程度で、人間でいう25歳程度になります。
生後6ヶ月を経過する頃には体重の増加が止まり、ハムスターにとってのベストな体重になります。
成長期が終わったら、体重を見ながら5〜8%程度の量で餌を調整していきましょう。
体重は月に2〜3回測って増減を確認すると、小さな体調の変化にも気づくことができます。
また餌の量だけでなく、内容も大切です。
基本的にはペレットだけで栄養は足ります。
キャベツ等の生野菜を一緒にあげても良いですね。
おやつは、タンパク質の補填としてミルワーム、スキンシップの一環として市販のおやつを週に1〜2回与えるなど回数・量を決めます。
肥満は寿命を縮めることにも繋がるため注意しましょう。
キンクマハムスターの寿命
寿命はゴールデンハムスターと同様で、約2年半~3年ほどです。
ストレスをためないように、また身体に負担がかからない飼育環境を整えてあげることが大切です。
キンクマハムスターは噛む?
キンクマハムスターは穏やかな性格ですが、警戒心を抱くと飼い主にも噛みつきます。
血が出るほど噛みつかれる時は、飼育環境・スキンシップの方法を見直してみましょう。
また、噛まれた時には振り払ったり大きな声をあげないようにしてください。
噛まれると痛いしびっくりしますが、そうするとハムスターは命の危険を感じ、飼い主は危害を与えるものだと認識してしまいます。
キンクマハムスターは多頭飼いできる?
ハムスターは元々1匹で生活している動物です。
自分の縄張りに入ってくるものは敵とみなして攻撃します。
多頭飼いすると血を流すようなケンカや、共食いしてしまう危険性が高いです。
親子であっても生後2〜3ヶ月で離すことが必要です。
不幸な結果を招かないために、単独で飼うのが良いでしょう。
キンクマハムスターのおすすめのケージ
アクリル製の水槽タイプやプラスチック製のケージが安全でおすすめです。
プラスチック製は種類やデザインも豊富です。
キンクマハムスターは身体が大きめなので、ケージはある程度の広さ・高さが必要です。狭いとストレスに感じてしまいます。
幅60cm×奥行き45cm×高さ30cmが目安となります。
壁際に巣箱や回し車を置いたり、2階のあるケージだと脱走する恐れがあります。
そして金網タイプのケージはよじ登ってしまい脱走したり、転落してしまう危険もあります。
また、付属品の多いケージだと手足を挟まれて怪我をしてしまうかもしれません。
怪我や脱走しないよう環境を整えてあげましょう。