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シーズーの性格
シーズーは、フレンドリーで明るく、攻撃性が低く、落ち着いた性格の犬種です。
もともと古くから愛玩犬として育てられてきたため、人に懐きやすい特徴があります。
シーズーは、かつて猟犬や番犬として作られた犬種に比べると、攻撃性や警戒性が低いので、穏やかであまり手がかからず、初めて犬を飼う初心者にも扱いやすい家庭犬向きの犬種といえます。
シーズーをしつける方法
シーズーは、手がかかりにくく飼いやすい犬種ですが、甘え上手でわがままになる傾向があります。
このため、自分のわがままを通そうとして、自分の思い通りにならないと、飼い主に唸ったり、要求吠えをしないためにも、子犬の頃からきちんとしつけを行うことが必要です。
シーズーに限らず、子犬のうちに必ず覚えさせたいしつけは「トイレ」です。もし失敗しても怒らずに、無視をして、「そろそろかな?」とタイミングを見計らってトイレに連れて行き、上手にできたら褒めることを繰り返します。
シーズーは褒められることや撫でられることが大好きなので、良いことをしたらたくさん褒めてあげることが大切です。
シーズーは、わがままで頑固な一面を持つので、家族の中でルールを決めて、やって良いことと悪いことの区別を統一させることが大切です。
もし、おもちゃを噛んで離さない、唸るという場合は、わがままが強く出てきている可能性があるので、「おすわり」「まて」「ふせ」「アイコンタクト」といった基本的なしつけの内容を飼い主さんの指示でしっかりできるように練習しましょう。
シーズーの寿命
シーズーの寿命は約10〜16歳といわれており、他の犬種に比べても平均的な寿命となりますが、ご長寿の犬も多いです。
しかし、シーズーが健康的に過ごすためにはいくつか注意することがあります。
まず1つ目は被毛の手入れです。
シーズーは毛が長くなる犬種なので、放っておくと顔周りの毛がもじゃもじゃになってしまいます。
もともと皮膚があまり強くない犬種なので、もじゃもじゃした毛と垂れた耳は、通気性が悪く外耳炎になりやすいことと、顔周りの毛が目に入ると目の炎症にもつながるため、ブラッシングと定期的なシャンプーとトリミングカットは欠かせません。
2つめは肥満対策です。
シーズーは気管虚脱という、気管が押されて呼吸しにくくなる病気にかかりやすく、肥満の場合はさらに危険が高まります。
もし咳をしたり、苦しそうな様子を見つけたら、早期に動物病院で診察してもらうことをおすすめします。
シーズーの値段
シーズーは比較的飼いやすいことから、人気の高い犬種です。
子犬の値段は10〜20万円程度となり、どちらかというとオスよりもメスの方が値段が高い傾向がみられます。
シーズーの里親はどこで見つけるの?
シーズーを子犬からでなく里親として見つけたい場合は、自治体の動物愛護センターや動物保護団体での譲渡会に参加したり、各活動団体に問い合わせてみましょう。
その他にもインターネットを通じた情報探しを行うことで、里親を探すことができますが、個人同士のやりとりは後でトラブルとなることもあるので、注意が必要です。