犬の健康管理

犬の妊娠可能年齢・妊娠の時期や季節・確率・兆候・症状・妊娠から出産までの期間・何匹妊娠するか

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犬の妊娠

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犬の妊娠

犬の妊娠可能年齢

犬の発情の時期には個体差がありますが、1回目はおおよそ6~10ヶ月で迎え、その後は半年~1年に1回くらい発情がきます。

そのため、1才弱くらいで妊娠可能となります。

また、初産で健康に出産出来るの5才くらいまでといわれています。

高齢になってからの出産は母犬の体力的な問題だけでなく、発育不良の子が生まれたり、死産になる可能性があります。

特にフレンチブルドッグやボストンテリア、パグなどの短頭種や、チワワやダックスフントなどの小型犬ではもともと難産になるケースが多いので、注意が必要です。

犬の妊娠の時期・季節

一般的には春や秋の気候の良い時期が繁殖期と言われていますが、それ以外の季節に繁殖しないというわけではありません。

オスは年間を通して繁殖可能な状況にあり、発情中のメスに遭遇すれば妊娠可能です。

小型犬では発情期が短く、大型犬では長い兆候にあります。

犬が妊娠する確率

犬が妊娠する確率

猫と違って交尾排卵ではありませんが、発情期に自然交配している場合では、100%に近い確率で妊娠します。

より確実に妊娠させたい場合は、綿棒を使いメス犬の膣の粘膜から細胞を採取し、それを染色して細胞の形状や核を観察し、交配する時期を判断する「膣スメア検査」を動物病院で行う方法もあります。

犬の妊娠の兆候

食欲低下、元気が無い、運動量の減少などの変化がみられます。

また、神経質になり、他の犬に対して攻撃的になる場合があります。

犬の妊娠の症状

妊娠初期は嘔吐や食欲不振などのつわりに似た症状がみられることがあります。

妊娠4?6週間頃になると、腹部が膨らみ始めます。食欲も徐々に回復し、30~35日目頃から体重が増え続けるようになります。

妊娠7?9週間頃から、腹部を触ると胎児の胎動を感じることが出来ます。

乳腺が張ったり、腹部がパンパンに張った状態になります。

犬の妊娠から出産までの期間は何カ月

犬の妊娠期間は58~68日くらいです。

胎児の数が多い場合はこの期間は短くなり、少ないと長くなる傾向にあります。

犬の妊娠・何匹くらい

大型犬では胎児の数が多く、小型犬では少ない傾向があります。

ラブラドールレトリバー・シェパード・シベリアン・ハスキー・ダルメシアンなどで約8匹、時には12匹以上産むことがあります。

一方で、チワワやダックスフントなどの小型犬では通常2~4匹くらいで、1匹の場合もあります。

両親の健康状態、年齢、遺伝的な繁殖力により子の数が変わります。

子の数が少なすぎると胎児が大きくなるため難産の原因となり、逆に多過ぎると発育が悪かったり、母乳の争奪により弱い子が衰弱し、亡くなる場合があります。

 



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