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猫の歯磨きガムについて
猫の歯磨きガムって効果あるの?
歯の健康を維持するために最も大切なことは、歯磨きをすることです。
しかし、猫は歯磨きを嫌がる子が比較的多く、毎日行うことは困難な場合があります。
歯磨きガムは使う歯と使わない歯があるので、歯磨きほどの効果は得られませんが、補助的に使用することで口腔内の環境を改善する効果が期待出来ます。
猫の歯磨きガムは安全?
現在販売されている歯磨きガムは保存料や着色料、防腐剤、漂白剤などが不使用の物が多いので、安全な商品が多いです。
しかし、全てのガムが安全とは限りません。
ガムの選び方や与え方を間違えると身体に悪い影響を与える場合もあります。
次の事に気をつけましょう。
・喉に詰まらせる
歯磨きガムは嗜好性が高く、硬めに作られた物が多く販売されています。
噛み終わらないうちに急いで飲み込んでしまうと、喉に詰まらせ窒息してしまう危険性があります。
飼い主さんの目の届く範囲で与えましょう。
・原材料
安全な物が多いですが、中には防腐剤や漂白剤がたくさん使われている製品もあります。
パッケージをよく確認し、無添加の物を選ぶと安心です。
また、ガムに使用されている鶏肉や豚肉などの原材料に対してアレルギー反応を起こす場合があります。
ガムを与え始めてから身体を痒がり始めたり脱毛するようであれば使用を中止しましょう。
・カロリーに注意
歯磨きガムは最終的に飲み込むので、カロリーを摂取することになります。
歯に良いからと与えすぎてしまうと、たとえ低カロリーに作られていても肥満になることがあります。
与える量は加減しましょう。
猫の歯磨きガムはいつからすればいいの?
身体が成長過程にある時期にガムを与えると、栄養バランスを崩す原因となったり、味をしめて成猫になってからドライフードを喜んで食べなくなる可能性があります。
また、乳歯のうちにガムを与えても、歯は生えかわってしまうため、あまり意味が無いと言えます。
早くても生後半年くらいを目安にしましょう。
製品によっては与えても良い時期が記載されているので、パッケージも確認しましょう。
猫の歯磨きガムでおすすめ
・猫用グリニーズ
VOHC(米国獣医口腔衛生協議会)から効果が承認されている、歯垢や歯石が蓄積することをコントロールする効果のあるガムです。
1粒約1.4キロカロリーと低カロリーで、主原料は100%自然素材なので安心して与えることが出来ます。
70g入りで6つの味から選べますが、特に人気のあるローストチキン味、香味サーモン味、グリルチキン・西洋マタタビ風味の3種類にはお得な156gの大容量パックもあります。
・C.E.T. 猫用ビルバックチュウ
フリーズドライの魚を主原料としているため嗜好性が高く、独自の製法を用いたざらざらした造りにより歯垢や食べかすを取り除きます。
よく噛むことで歯垢除去や口腔ケアに効果が期待出来ます。
1日1個を目安に与えましょう。
・プロデン デンタルバイツ
世界40ヶ国で特許を取得しています。
ノルウェー産の天然海藻(アスコフィラムノドサム)を主原料としており、人工保存料・添加物・着色料は一切使用していない安全なデンタルおやつです。
60g入りですが、嗜好性が気になる場合はまずお試し用の10g入りを購入しても良いでしょう。
甲状腺機能亢進症の診断を受けている場合と妊娠時には使用出来ません。