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猫の人気のおやつ
鶏ささみ
低脂肪・高たんぱく質な鶏ささみは猫にとって理想のおやつです。
猫が最も必要とする動物性たんぱく質をしっかり補うことができ、丈夫でしなやかな筋肉を維持することができます。
牛肉や豚肉と比べてカロリーが控えめなため、たくさん与えても太りにくいのも魅力です。
焼いたささみをそのままパックした猫用おやつが売られていて、すぐに与えることができます。
費用を安く抑えたい方は、スーパーで生の鶏ささみを購入して、味付けせずにサッと茹でてから小さく裂いて与えても構いません。
煮干し
煮干しからは丈夫な骨を作るカルシウム、視力の維持に必要なタウリンを摂ることができます。
また硬さがあるため歯石を取る効果が期待できます。
大きな煮干しは食べ応えがあり、小腹満たしになります。
カチカチに硬い煮干しは食べにくいため、水に少し浸してから手でほぐすと良いでしょう。
一方で煮干しにはマグネシウムが多く含まれています。
与えすぎると「尿結石」のリスクが高くなるので、少量だけに止めましょう。
かつお節
風味豊かなかつお節は臭覚の鋭い猫の食欲を刺激します。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸が豊富に含まれていて、栄養価的にも優れています。
保存食であるため添加物が含まれていないのもメリットです。
お勧めは旨みが凝縮されていて、食べ応えのある厚削りです。
猫用がありますが、乾物コーナーで売られている調理用のかつお節でも構いません。
そのまま与えても良いのですが、ウェットフードの上にトッピングすると食べやすくお勧めです。
煮干しと同じくマグネシウムが多く含まれているため、食べさせ過ぎないようにしてください
チーズ
チーズからは良質な動物性たんぱく質と乳脂肪分、豊富なカルシウム、腸内環境を整える乳酸菌を摂ることができます。
食事の合間の栄養補給や小腹満たしに最適です。
さわやかな風味も猫の嗅覚を刺激するため、とても食いつきの良いおやつです。
食感が柔らかくて消化に良いため、体調を崩した猫の療養食にもなります。
一方でチーズには塩分とカロリーが多く含まれています。
猫が大好きなおやつですが、食べさせ過ぎないようにしましょう。塩分に配慮した猫用チーズがお勧めです。
焼き鮭
キャットフードの主原料として使われることが多い鮭は、猫に必要な動物性たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいます。
さらに血液サラサラ成分であるDHA・EPAが含まれています。
コレステロールを下げる作用があり、健康にも良いおやつです。
焼きたての鮭は猫にとって最高の贅沢です。家で鮭を焼いていると必ずといっていいほどおねだりに来ます。
塩を振らずに両面をしっかり焼いて、与える前に小骨を綺麗に取り除いてください。
焼きかつお
香ばしい焼きかつおは猫に大人気のおやつです。
かつお節よりも栄養価が高く、良質な動物性たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、タウリンがバランス良く含まれています。
さらに血液サラサラ成分であるDHA・EPAが豊富に含まれています。
コレステロールを下げる作用があり、健康にも良いおやつです。
お勧めは焼いたかつおをそのままパックした市販の猫用おやつです。
すぐに与えることができ、新鮮な素材の味わいと香りを楽しめるためとっても喜ばれます。
一方で食べ過ぎるとお腹の皮下脂肪が酸化して炎症を起こす、「黄色脂肪症」という病気を発症することがあります。
猫が好きでも食べさせ過ぎには注意しましょう。
ジャーキー
犬用というイメージがありますが、猫も大好きなおやつです。
良質な牛肉や鶏肉から作られるジャーキーはコクと旨みが凝縮されていて、噛み応えがあることから食いしん坊な猫も満足できます。
保存性に優れてていて嵩張らないため、買い置きしやすいのも魅力です。
人間用のジャーキーは塩分が多く含まれているため、必ず猫用を与えてください。
子猫や老猫には食べやすいソフトタイプがお勧めです。
ジャーキーには保存料を中心に多くの添加物が使われる傾向にあります。
健康のことを考えて添加物が少ないものを選びましょう。
スープ
魚貝や肉の旨みが溶け込んだスープは、猫が口にしやすいおやつです。
栄養価はあまりありませんが、香りが強く猫の食欲を刺激します。
夏場の水分補給や体調不良のときの栄養補給に最適です。
最近ではさまざまな種類の猫用スープが売られています。
1食分ずつパウチに密封されているため与えやすくお勧めです。
健康に配慮して添加物が少ないものを選びましょう。