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猫がリンゴ・バナナ・キウイ・サツマイモを与えてもよいか
猫はりんご好き?嫌い?
リンゴにはクエン酸やリンゴ酸が含まれているため、酸っぱさに反応して苦手な猫もいるでしょう。
中にはリンゴをおいしそうに食べる猫もいます。
リンゴに含まれている酸味は少ないのですが、甘みや香りもあります。
猫は甘味を感じない生き物のため、リンゴを好んで食べる猫は「香り」に反応しているのでしょう。
猫はりんご食べれる?
プレミアムフードと呼ばれるキャットフードの中にもリンゴは入っていますので、与えても問題はありません。
猫がリンゴを食べて体調が悪化したケースはないようです。
リンゴにはポリフェノールが多く含まれており、体に悪影響を起こす活性酸素を抑制する働きがあります。
これにより老化防止や歯周病の予防に期待ができます。
栄養があるリンゴですが、食べさせてはいけない部位もあります。
皮の部分や、芯の部分は硬く消化できないため与えないで下さい。
また、リンゴの種にはシアンと呼ばれる有毒な物質が入ってます。
大量に与えると痙攣をおこしますので、丸ごと与えるのは避けましょう。
リンゴの皮をむいてすりつぶし、小さじ1程度を目安に与えて下さい。
猫はバナナを食べれる?
長時間のエネルギー補給にオススメなバナナ。
猫がバナナを食べても問題ないでしょう。
バナナの成分は食物繊維が含まれているので便秘対策にも期待できます。
ですが猫の便秘を改善するためにはバナナ2本分の量が必要です。
さらにバナナにはでんぷん、ブドウ糖、果糖など糖分が多く入ってますので、与え過ぎは肥満や糖尿病のリスクが高まるでしょう。
猫は甘味を感じない生き物ですので、バナナの甘さは分かりません。
好んでたべるようであれば、触感や香りでしょう。
猫はキウイを食べれる?
水分豊富なキウイ。
キウイは「アクチニジン」と言う物質が入っています。
すりつぶした状態で与えると、口の中でイガイガした触感に変わります。
口の中のツブツブとした触感に違和感があり苦手な猫もいるようです。
キウイはまたたびの仲間ですが、反応をして興奮状態になるのは根っこや葉の部分。
スーパーで売っているキウイは、品種改良されているため反応しない猫が多いようです。
中には好きな猫もいますので、すり潰さず「おやつ代わり」に与えても良いでしょう。
猫はサツマイモを食べれる?
サツマイモの定番と言えば「焼き芋」ですが、猫に与えても問題ないとされています。
炭水化物の代わりになるため、サツマイモが含まれているキャットフードもあります。
サツマイモの栄養は過熱をしても残るビタミンCでです。
蒸したものや、ふかしても栄養価は変わりませんが、猫は体内の中でビタミンCを作れますので、食事から摂取する必要はありません。
ですが、食物繊維が他の野菜に比べると多く含まれています。
少ない量で効率的に摂取できるため便秘予防に期待できるでしょう。
サツマイモは皮に多く栄養がありますので、皮ごと与えるのが基本です。
加熱をしたサツマイモは、スープ状にして与えるのがベスト。
猫はペースト状の触感を好むため、すり潰してキャットフードのトッピングとして与える方法もあります。
このため触感を楽しむ程度に与えると良いでしょう。
ですが大学芋などの甘味のサツマイモは与えないようにしましょう。