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ハムスターが鳴く理由と鳴き声の意味
ハムスターが鳴く理由
ハムスターはあまり感情表現しないイメージがありますが、鳴くことで喜怒哀楽を表現することもあります。
犬や猫程分かりやすくはありませんが、よく観察してみるとだんだんハムスターの感情が読み取れるようになりますよ。
また、頻繁に鳴く場合は呼吸器系の病気が隠れている可能性もあります。
鳴き声をよく聞いて、健康状態をチェックしてあげましょう。
ハムスターがキュッキュッと鳴く
喜んでいる時に「キュッキュッ」と鳴きます。
何かを警戒したりビックリした様子が無ければ、喜んでいると考えてよいでしょう。
餌やおやつを食べているときや、飼い主に甘えているときにもこのような声を出します。
赤ちゃんハムスターも、このような声で鳴くことがあります。
独特の産声のような声です。
驚いた時には「キュッ」と短く高い鳴き声を出します。
ハムスターは元々地中など暗い場所で生活している動物で視力が良くありません。
急に触られるとびっくりしてしまいます。
また、聴覚が優れており大きな音に敏感です。
ストレスは下痢や食欲不振、免疫力低下などを引き起こすことがあります。
体調を崩してしまうこともあるので、驚かせないように注意して下さいね。
また、何かして欲しい事があると「キュッキュッ」と鳴いておねだりします。
餌やおやつが食べたい、水が欲しいなど、その都度要求に応えてあげましょう。
おやつの与え過ぎには注意して下さいね。
シチュエーションに関係なく頻繁に「キューキュー」細い声で鳴く場合は、気管支系や呼吸器系の病気の可能性もあります。
早めに受診しましょう。
ハムスターがプスプスと鳴く
「プスプス」言っている時は鼻を鳴らしています。
ハムスターもくしゃみや鼻水が出ますので、鼻がムズムズしているのかもしれません。
また、運動後などのタイミングでも鼻を鳴らすことがあります。
頻繁に鼻を鳴らしている場合、アレルギーの可能性もあります。
なかなか治まらない場合は病院へ連れて行ってあげてください。
ハムスターがジーと鳴く
この鳴き方をする時はかなり怒っています。
ハムスターに触れようとした時に「ジージー」鳴く場合、飼い主を威嚇しているのかもしれません。
ハムスター同士がケンカをしている時にも「ジー」と鳴くことがあります。
この鳴き方をする時、ハムスターはストレスを感じています。
ストレスの原因を取り除いてあげましょう。
飼い主に対して鳴く場合は、ハムスターとの信頼関係がまだ築けていないということです。
毎日のお世話や手でおやつをあげるなど、少しずつコミュニケーションをとっていきましょう。
ケンカしている場合は、ケージを分けてあげるのが良いでしょう。
基本的にハムスターは縄張り意識が強いため、多頭飼いには向きません。
ケンカがエスカレートすると、怪我をしたり相手を殺してしまうこともあります。
寝てる時にハムスターが鳴く
寝ている時に「プスプス」言っていることがあります。
先ほどお話しした通り、これは鼻が鳴っている音です。
寝ている時に「プスプス」言っているのは、人間で言うといびきのようなものです。
また、寝ながら「クックッ」「クークー」と言うこともあります。
これは寝言を言っています。寝言を言う程ぐっすり寝ているということですね。
ハムスターも人間のようにいびきをかいたり寝言を言ったりします。
これは生理現象のようなものですので、寝ている時にこのように鳴いていても心配いりませんよ。